オンラインカジノの仕組み!ライセンス有無や監査機関でカジノ選び
スマホ一台でいつでもどこでも資金を増やせることができるオンラインカジノ。実際にプレイしてみると、本当にすぐに資金を増やせたので驚きでした。
しかし、一体どういう仕組みになっているのか?という点は気になります。何しろ、オンライン上で遊ぶことができるわけですから、その安全性とか、信頼性といった部分がきちんと確保されているのか、不安に思う人も多いでしょう。
そこでこの記事では、オンラインカジノの仕組みについて、詳しく解説をしていこうと思います。
オンラインカジノ初心者ガイド | ||
始め方 > | 登録方法 > | 入金方法 > |
仕組み > | 違法性 > | 税金 > |
目次はこちら
オンラインカジノ仕組み
オンラインカジノは、一般的に以下の6つの組織があって、初めて仕組みが成り立つものです。
- オンラインカジノ会社
- ゲームソフトを提供する会社
- オンライン決済サービス
- 資金決済会社
- ライセンス発行を行う政府
- 監査・審査機関
オンラインカジノ会社を中心として、各組織と様々な形で関係しあいながら、オンラインカジノというサービスを我々プレイヤーに提供してくれているのです。
では、仕組みを構成する各組織がそれぞれどのような役割を果たしているのでしょうか。
【仕組み①】オンラインカジノ会社の役割
オンラインカジノの仕組みを構成するオンラインカジノ会社は、まさにオンラインカジノのサイトそのものを運営している会社です。
プレイヤーが実際に遊んだり、入出金を行ったりするまさにその現場を提供しています。仕組みを理解する上で一番重要です。
ただ、オンラインカジノはあくまでもプラットフォームでしかありません。オンラインカジノでは、カジノやバカラ、ルーレット、スロットといったように、様々なゲームをプレイすることができます。
このゲーム自体は、オンラインカジノ上で行っているのではなく、後述するゲームソフト提供会社が提供しているゲームの中で行っているということになるのです。つまり、オンラインカジノは、様々なゲームへのリンク拠点となっているようなもの。
実際、別々のオンラインカジノであっても、ゲームプロバイダが一緒であれば、全く同じゲームをプレイすることができます。
ちなみに、提供しているゲームの数が多ければ多いほど、そのオンラインカジノは優良である可能性が高いと言われています。というのは、ゲームプロバイダ側も、どのオンラインカジノでゲームを提供すれば、多くの集客を見込めるか考えているためです。
ゲームの提供数が多い分、それだけゲームプロバイダから人気のあるオンラインカジノと言うことができるでしょう。
どのオンラインカジノが一番安全なのか、を考える際には、提供されているゲームの数も大切な指標の1つとなります。
【仕組み②】ゲームソフトを提供する会社の役割
既に何度か「ゲームプロバイダ」という用語を出していますが、これは、オンラインカジノにゲームを提供している会社のことです。
オンラインカジノにゲームプロバイダがゲームを提供している仕組みと理解してください。
有名な会社としては、以下のようなものがあります。
- NETENT(ネットエント)
- Evolution Gaming(エヴォリューション・ゲーミング)
- マイクロゲーミング
- Playtech(プレイテック)
- IGT(インターナショナル・ゲーム・テクノロジー)
- BETSOFT(ベットソフト)
- MGA(マルタ・ゲーミング・オーソリティ)
上記のような会社が、オンラインカジノというプラットフォームに自社のゲームを提供していることで、プレイヤーはオンラインカジノでゲームをプレイすることができるのです。
もし、ゲームプロバイダによるゲームの提供がなければ、オンラインカジノ自体は何も意味をなさない存在となります。言うなれば、駅のホームはあるけれども、電車が全く通っていないといったようなものでしょうか。
オンラインカジノは、このゲームプロバイダ会社に使用料を支払うことによって、自身のプラットフォームにてゲームを提供しています。
ゲーム会社により、公平性は異なるの?
各ゲームプロバイダによって、提供されるゲームの内容は異なります。
例えば、ブラックジャック1つをとっても、アメリカンブラックジャック、ヨーロピアンブラックジャック、ディールオアノーディールブラックジャックなど、様々な種類があるのです。
それぞれのゲームにより、ルールは違うので、当然勝ちやすさや還元率は異なってくると言えるでしょう。
ただ、公平性という面で言えば、大体同じであるということができます。なぜなら、オンラインカジノで提供されるゲームは、公平性が担保されているか否かについて、非常に厳しい基準による審査を受けているためです。
審査機関については後述いたしますが、その審査を満たさないゲームを、オンラインカジノは提供することができません。
具体的には、RNG(乱数発生装置)というものを多くのゲームで採用しています。これは、何かしらのインプットがあった際に、ランダムで数字が選ばれ、その数字に対応したアウトプットがなされるというものです。
オンラインカジノのゲームはRNG(random number generators=乱数発生器)のもとで実行されます。スロットであれ、ライブディーラーゲームであれ、プレイの公平性を確保するためにRNGを使用しています。
もし、あなたが悪い経営者であれば、「自分の都合のいいように数字が出るように小細工してしまおう」と考えるかもしれません。腕のいいプログラマーであれば、そのくらいのことはお手の物でしょう。
しかし、仮にそのような小細工をしている場合には、厳しい審査に合格することはできません。そのため、オンラインカジノで提供されているゲームは、基本的に公平性は担保されていると考えていて間違いはないでしょう。
【仕組み③】オンライン決済サービスの役割
オンラインカジノでプレイする際には、入金をしなければなりません。また、勝利金を得た際には、出金する必要もあります。
銀行口座との間で直接入出金を行うことができるオンラインカジノも、いくつかはあります。しかし、非常に少数です。
では、実際に入出金を行うにはどうすればいいのかと言えば、オンライン決済サービスを仲介することになります。プレイヤーはオンライン決済サービスを経由しオンラインカジノに入出金する仕組みが一般的です。
オンラインカジノで利用できるサービスとしては、
- エコペイズ
- ヴィーナスポイント
- スティックペイ
- アイウォレット
といったようなものが代表的です。
これらのサービスを経由することで、オンラインカジノ上の資金が、主に日本円に変換され、私たちの銀行口座に振り込まれる仕組みです。
【仕組み④】資金決済会社の役割
資金決済会社はオンライン決済サービスと名前が似ていますが、その役割は異なります。
具体的な役割としては、主に入金時に、日本円をオンラインカジノ上で利用できる通貨単位に変換するというものです。日本円をオンラインカジノで利用するチップやメダルにする仕組みのようなイメージでいてください。
オンラインカジノ会社は、資金決済会社と契約することで、プレイヤーの入出金をスムーズに行うことができるようにしているのです。
どのオンラインカジノも基本的に入金申請は、即時反映されるものです。それが可能なのは、紛れもなく資金決済会社のおかげです。
【仕組み⑤】ライセンス発行を行う政府の役割
オンラインカジノは、カジノが合法とされている政府からのライセンスを交付されないと、運営を行うことができません。もし、ライセンスなしで運営しているオンラインカジノがあったとすれば、それは間違いなく摘発されます。
イメージで言えば、医師免許を持たない医師、教員免許をもたない教員といったようなものでしょうか。
主に、オンラインカジノのライセンスを発行している政府として有名なのは、
- マン島
- オランダ領キュラソー
- マルタ
- ジブラルタル
- フィリピン
等です。
このライセンスの付与ですが、非常に厳しく見られます。
ライセンス付与に際して、実際に見られる審査項目としては
- 経営状態
- 運営実績
- ゲームの公平性
- 資金力
といったようなものがあります。
1つでも基準を満たさない事項があった場合には、ライセンスは付与されません。
経営状態 | 運営実績 | ゲームの公平性 | 資金力 | |
ライセンス無 | ○ | ○ | × | ○ |
ライセンス有 | ○ | ○ | ○ | ○ |
また、一度取得すればOKというものではなく、不定期で抜き打ち審査を行っているという厳格ぶり。
そのため、現在進行形で運営されているオンラインカジノについては、きちんとライセンスを保持し続けているので安心感が大きいと捉えることができるでしょう。
特に安心なライセンスは?
各国が付与しているライセンスの中で、特に安心が強いと言われているのが、マルタ島のライセンスです。マルタ島のライセンス審査は、世界で最も厳しいと言われています。
そのため、どのオンラインカジノが一番安心なのかということに迷った際には、どの政府からのライセンスを受けているかを確認してみると良いでしょう。
もし「マルタ島」からのライセンスが付与されているのであれば、安心感は抜群です。
マルタ政府によるMalta Gaming Authorityの規制ならびにライセンスを保持
さらに言えば、複数の政府からのライセンス、いわゆる「ダブルライセンス」を取得しているオンラインカジノは、さらに安全と言えます。
【仕組み⑥】監査・審査機関の役割
ライセンス発行を行う政府のほかにも、オンラインカジノの公平性を厳しくチェックしている第三者機関があります。それが、監査・審査機関です。代表的な機関としては、
- eCOGRA(イーコグラ)
- TST
- Gamecare
といったようなものがあります。
これらの機関は、不正なプログラミング(イカサマ)、遠隔操作はないのか、不正な資金の流れはないかといったことを、日常的に厳しくチェックをする仕組みとなっています。
オンラインカジノのサイト上に、eCOGRAやTSTのロゴマークが掲載されていれば、安心感はさらに大きいということができるでしょう。万が一、何か問題点が見つかった場合には、即刻ロゴマークは外されることになります。
オンラインカジノ会社としても、自身が運営しているオンラインカジノが安全であることをアピールして、プレイヤーを集めたいでしょうから、第三者機関によるロゴマークも非常に重要です。
提供されているゲームの数、さらにライセンス発行政府について確認した上で、第三者機関のロゴマークも付与されているオンラインカジノであれば、鬼に金棒と言えるでしょう。
【まとめ】オンラインカジノの仕組み!ライセンス有無や監査機関でカジノ選び
オンラインカジノは、様々な機関の相互連携により成立していることがお分かりいただけたかと思います。仕組みを知ることは、オンラインカジノ選びにおいて非常に重要です。
特に、誰もが安心してプレイできるオンラインカジノを選びたいでしょう。その際、注目すべきポイントは以下の通りです。
どの国の政府がカジノライセンスを付与しているのか
特に、マルタ島政府は絶大な安心感があるということで有名です。
なお、ダブルライセンスのオンラインカジノも安心感は大きいと言えるでしょう。
監査・審査機関のロゴマークが付与されているか
基本的に、日本語対応しているオンラインカジノについては、上記の条件を十分に満たしているため、安心感は大きいのが実情です。そのため、どのオンラインカジノに登録するかは、どんなゲームで遊びたいのか、どのオンライン決済サービスは使えるのか、ボーナスの充実度といった別の指標から判断すれば良いでしょう。
オンラインカジノの仕組みを理解する事で安全なオンラインカジノを選ぶことができるになるはずです。
是非、この記事をオンラインカジノ選びの参考にしてみてください。
オンラインカジノ初心者ガイド | ||
始め方 > | 登録方法 > | 入金方法 > |
仕組み > | 違法性 > | 税金 > |